026774:府県気象情報

投稿日:

大雨に関する京都府気象情報 第21号
2020年07月13日06時27分
京都地方気象台発表

(見出し)
京都府では、14日未明から昼前にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。これまでの大雨により、所々で地盤が緩んでいるため、土砂災害に十分注意してください。低い土地の浸水や河川の増水にも十分注意してください。
(本文)
 梅雨前線が黄海から九州北部地方を通り、四国の南にのびています。前線上に新たに発生する低気圧が、13日夜から14日にかけて日本海を東北東に進み、前線が近畿地方を通過していく見込みです。
 前線や低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、京都府では13日夜遅くから、大気の状態が不安定となるでしょう。
 京都府では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。
 雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となるおそれがあります。

[雨の実況]
 降り始めからの降水量が200ミリを超えた所があります。また、7月の月降水量の平年値を超えている所もあります。
  降り始め(5日20時00分)から13日6時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     長岡京 275.0ミリ
  京都市中京区 265.5ミリ
   南丹市美山 211.5ミリ
   南丹市園部 192.0ミリ
   京都市京北 179.5ミリ
     京田辺 145.5ミリ
  京丹波町須知 123.0ミリ
  京丹波町本庄 117.5ミリ
  福知山市坂浦 111.5ミリ
  京丹後市峰山 104.5ミリ

[雨の予想]
 京都府では、14日未明から昼前にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。
 13日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 25ミリ
  南部 20ミリ
 14日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 30ミリ
  南部 30ミリ
 13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 100ミリ
  南部 100ミリ
 その後、14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 50から100ミリ
  南部 50から100ミリ

[防災事項]
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
 落雷や突風に注意してください。

[補足事項]
 今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 次の「大雨に関する京都府気象情報」は、13日16時頃に発表する予定です。

配信情報の変更・停止には、anzen@k-anshin.pref.kyoto.jp に空メールを送信し、手続きを行ってください。