026772:府県気象情報

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大雨に関する京都府気象情報 第20号
2020年07月12日16時20分
京都地方気象台発表

(見出し)
京都府では、14日は梅雨前線の影響で再び大雨となるおそれがあります。これまでの大雨により、所々で地盤が緩んでいるため、土砂災害に十分注意してください。低い土地の浸水や河川の増水にも十分注意してください。
(本文)
 梅雨前線が、黄海から九州を通り潮岬沖へのびています。現在、西日本付近の梅雨前線の活動が弱まっているため、京都府では雨は小康状態となっています。
 13日から14日にかけて、梅雨前線上の低気圧が黄海から日本海西部へ進み、前線が近畿地方へ北上して活動が活発となるでしょう。このため、京都府では、14日は再び大雨となるおそれがあります。
 京都府では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。
 雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となるおそれもあります。

[雨の実況]
 降り始めからの降水量が200ミリを超えた所があります。また、7月の月降水量の平年値を超えている所もあります。
  降り始め(5日20時00分)から12日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     長岡京 275.0ミリ
  京都市中京区 265.5ミリ
   南丹市美山 211.5ミリ
   南丹市園部 192.0ミリ
   京都市京北 179.5ミリ
     京田辺 145.5ミリ
  京丹波町須知 123.0ミリ
  京丹波町本庄 117.5ミリ
  福知山市坂浦 111.5ミリ
  京丹後市峰山 104.5ミリ
 
[雨の予想]
 京都府では、14日日中を中心に、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。
 13日18時から14日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 100から150ミリ
 南部 100から150ミリ

[防災事項]
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
 落雷や突風に注意してください。

[補足事項]
 今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 次の「大雨に関する京都府気象情報」は、13日6時頃に発表する予定です。

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