026766:府県気象情報

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大雨に関する京都府気象情報 第19号
2020年07月12日05時36分
京都地方気象台発表

(見出し)
京都府では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。13日から14日にかけては、梅雨前線の影響で再び大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
(本文)
 梅雨前線が、東シナ海から西日本や東日本を通って日本の東へのびています。12日は、前線が四国の南に南下しますが、13日には、低気圧が黄海から日本海西部を東へ進み、前線が再び西日本を北上するでしょう。その後、前線は14日にかけて西日本をゆっくり南下する見込みです。
 このため京都府では、13日から14日にかけて再び大雨となるおそれがあります。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、14日は大気の状態が不安定となるでしょう。
 京都府では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。
 雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となるおそれがあります。

[雨の実況]
 降り始めからの降水量が200ミリを超えた所があります。また、7月の月降水量の平年値を超えている所もあります。
 降り始め(5日20時00分)から12日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     長岡京 275.0ミリ
  京都市中京区 265.5ミリ
   南丹市美山 210.5ミリ
   南丹市園部 191.0ミリ
   京都市京北 179.5ミリ
     京田辺 145.5ミリ
  京丹波町須知 122.0ミリ
  京丹波町本庄 115.5ミリ
  福知山市坂浦 108.5ミリ
  京丹後市峰山 102.5ミリ
    
[雨の予想]
 13日6時から14日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 50から100ミリ
 南部 50から100ミリ
その後も雨は続くため総降水量は更に増える見込みです。

[防災事項]
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
 落雷や突風に注意してください。

[補足事項]
 今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 この情報は「大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報」を引き継ぐものです。
 次の「大雨に関する京都府気象情報」は、12日16時頃に発表する予定です。

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