026762:府県気象情報
大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報 第18号
2020年07月11日16時27分
京都地方気象台発表
(見出し)
南部では、12日明け方にかけて、土砂災害に十分注意してください。京都府では、11日夜遅くにかけて、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
(本文)
梅雨前線が、東シナ海から西日本を通って東北地方にのびており、12日にかけて近畿地方を南下する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、京都府では11日夜遅くにかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
南部では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、12日明け方にかけて土砂災害に十分注意してください。
13日になると、低気圧が黄海を東進し、前線が西日本を再び北上する見込みです。
南部では雨雲が予想より発達した場合には警報級の大雨となる可能性があります。
[雨の実況]
降り始めからの降水量が200ミリを超えた所があります。また、7月の月降水量の平年値を超えている所もあります。
降り始め(5日20時00分)から11日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
長岡京 273.0ミリ
京都市中京区 264.0ミリ
南丹市美山 210.5ミリ
南丹市園部 190.0ミリ
京都市京北 177.5ミリ
京田辺 143.0ミリ
京丹波町須知 122.0ミリ
京丹波町本庄 115.5ミリ
福知山市坂浦 107.0ミリ
[雨の予想]
11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 20ミリ
南部 20ミリ
その後、12日18時から13日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 およそ50ミリ
南部 およそ50ミリ
[防災事項]
土砂災害に十分注意してください。
竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報」は、12日6時頃に発表する予定です。
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