026740:府県気象情報

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大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報 第15号
2020年07月10日16時46分
京都地方気象台発表

(見出し)
南部では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。11日夜遅くにかけて、土砂災害に十分注意してください。また、その後も雨が続くため、12日にかけて大雨となるおそれがあります。
(本文)
 梅雨前線が、東シナ海から日本海を通って東北地方にのびており、朝鮮半島付近には、梅雨前線上の低気圧があって発達しながら北東に進んでいます。低気圧は11日にかけて日本海を北東に進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため前線の活動が活発な状態が続き、京都府では11日にかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。また、その後も雨が続くため、12日にかけて大雨となるおそれがあります。
 南部では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。
 雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。

[雨の実況]
 降り始めからの降水量が200ミリを超えた所があります。
 降り始め(5日20時00分)から10日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
  京都市中京区 219.5ミリ
     長岡京 213.0ミリ
   南丹市美山 173.5ミリ
   京都市京北 155.5ミリ
     京田辺 129.0ミリ
   南丹市園部 118.5ミリ
  京丹波町須知 109.5ミリ
  京丹波町本庄 104.5ミリ
  
[雨の予想]
京都府では、11日は局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
11日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 30ミリ
 南部 30ミリ
10日18時から11日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 60ミリ
 南部 80ミリ
その後、11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 50から100ミリ
 南部 50から100ミリ

[防災事項]
 土砂災害に十分注意してください。
 低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
 今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
 次の「大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報」は、11日6時頃に発表する予定です。

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