026712:府県気象情報

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大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報 第10号
2020年07月09日05時53分
京都地方気象台発表

(見出し)
南部では、9日夜遅くにかけて、土砂災害に十分注意してください。京都府では、10日にかけて竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
(本文)
 梅雨前線が、西日本から東日本を通って日本の東にのびています。
 前線は、ゆっくり北上し、10日には日本海から東北地方に達するでしょう。また、10日朝には前線上の東シナ海で低気圧が発生し、11日にかけて日本海に進む見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となるでしょう。京都府では、引き続き10日にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
 南部では、これまでの雨により地盤が緩んでいる所があるため、9日夜遅くにかけて土砂災害に十分注意してください。
 雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。

[雨の実況]
 降り始め(5日20時00分)から9日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     長岡京 161.5ミリ
   南丹市美山 147.5ミリ
  京都市中京区 144.5ミリ
   京都市京北 142.5ミリ
     京田辺 114.0ミリ

[雨の予想]
 南部では、9日昼過ぎから9日夜のはじめ頃にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。その後も雨が続くため、11日にかけて大雨のおそれがあります。
9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 25ミリ
 南部 30ミリ
10日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 25ミリ
 南部 25ミリ

9日6時から10日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 80ミリ
 南部 100ミリ
その後、10日6時から11日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 50から100ミリ
 南部 100から150ミリ

[防災事項]
 土砂災害に十分注意してください。
 低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
 竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
 今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
 次の「大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報」は、9日16時頃に発表する予定です。

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