021502:府県気象情報
令和元年 台風第10号に関する京都府気象情報 第4号
2019年08月14日23時23分
京都地方気象台発表
(見出し)
台風第10号は、15日夜のはじめ頃に京都府へ最も接近する見込みです。土砂災害、浸水害、河川の増水に警戒してください。また、強風に十分注意してください。
(本文)
大型の台風第10号は、14日21時には種子島の東約180キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は965ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心の南東側280キロ以内と北西側170キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
台風第10号は、中心からやや離れた所で最も風が強い特徴があります。
台風は、15日に西日本を縦断して夜には山陰沖に達し、16日には日本海を北東に進む見込みです。京都府には、15日夜のはじめ頃に最も接近するでしょう。
京都府では、16日にかけて台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。
[雨の予想]
京都府では、16日にかけて断続的に雨が降り、特に15日夜のはじめ頃から16日午前中は局地的に雷を伴って非常に激しい雨の降るおそれがあります。
15日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 60ミリ
南部 60ミリ
15日0時から16日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 200ミリ
南部 200ミリ
その後、16日0時から17日0時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 100から150ミリ
南部 100から150ミリ
[風の予想]
台風の接近に伴い風が次第に強まり、京都府北部の海上では15日夕方から16日午前中は東のち南の風が非常に強く吹く見込みです。
15日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
北部陸上 18メートル(30メートル)
北部海上 23メートル(35メートル)
南部陸上 18メートル(30メートル)
[波の予想]
北部では、次第に波が高くなり、15日夕方からはしけるでしょう。
15日に予想される波の高さ
北部 4メートル
[高潮の予想]
京都府では、大潮の時期にあたり平常時の潮位が高くなっています。台風の影響により潮位がさらに高くなるため、高潮のおそれがあります。
[防災事項]
土砂災害、浸水害、河川の増水に警戒してください。
強風に十分注意してください。
高波、高潮、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
最新の台風情報や、今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「令和元年 台風第10号に関する京都府気象情報」は、15日6時頃に発表する予定です。
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