016871:府県気象情報

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平成30年 台風第7号に関する京都府気象情報 第4号
2018年07月04日16時31分
京都地方気象台発表

(見出し)
京都府では、5日朝から局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。5日は土砂災害、浸水害、河川の増水に警戒してください。
(本文)
 台風第7号は4日15時に日本海で温帯低気圧に変わりました。
 現在雨は小康状態となっていますが、京都府では5日は西日本の前線に向
かって暖かく湿った空気が流れ込む影響で、大気の状態が非常に不安定とな
り、大雨となるおそれがあります。
 その後も8日頃にかけて前線や湿った空気の動向によっては、大雨の続く
おそれがあります。
 
[雨の予想]
 京都府では、5日朝から局地的に雷を伴い激しい雨の降る所がある見込み
です。5日夜のはじめ頃からは、非常に激しく降る所があるでしょう。
 5日に予想される1時間降水量は、多い所で、
  北部 60ミリ
  南部 60ミリ
 5日18時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
  北部 100ミリ
  南部 150ミリ
 6日18時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
  北部 100から200ミリ
  南部 100から200ミリ
 その後も、降水は断続的に続く見込みです。

[波の予想]
 北部の海上では、4日夜のはじめ頃にかけて波が高いでしょう。 
 4日に予想される波の高さ(ピーク)は
  北部 3メートル

[高潮の予想]
 北部の海岸や河口付近の低地では、5日にかけて高潮のおそれがあります

 5日にかけて予想される最高潮位は、
  標高 0.7メートル
 
[防災事項]
 土砂災害、浸水害、河川の増水に警戒してください。
 高潮、高波、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安
全確保に努めてください。
 特に、平成30年6月18日の大阪府北部の地震による被災地では、瓦・
看板・ガラス・瓦礫の落下や屋根のシートが飛ばされるなどのおそれがあり
ます。災害復旧活動には十分注意してください。

[お知らせ]
 平成30年6月18日の大阪府北部の地震に伴い、揺れの大きかった京都
市、亀岡市、長岡京市、八幡市、大山崎町の大雨警報・注意報、久御山町の
大雨注意報は、通常基準より引き下げた運用となっています。

[補足事項]
 今後、気象台の発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留
意してください。
 これで「平成30年 台風第7号に関する京都府気象情報」は終了します
が、「大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報」を5日06時頃に発表
する予定です。

配信情報の変更・停止には、anzen@k-anshin.pref.kyoto.jp に空メールを送信し、手続きを行ってください。