022269:府県気象情報

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令和元年 台風第20号に関する京都府気象情報 第2号
2019年10月21日16時51分
京都地方気象台発表

(見出し)
京都府では、台風から変わる温帯低気圧や前線の影響で、21日夜遅くから22日朝にかけて大雨となるおそれがあります。土砂災害に十分注意し、浸水害、河川の増水、強風、高波、高潮、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
(本文)
 台風第20号は、21日15時には室戸岬の南にあって、1時間におよそ45キロの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は990ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径60キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風はこの後も日本の南海上を進み、21日夜までには紀伊半島の南海上で温帯低気圧となる見込みです。
 台風から変わる温帯低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込むため、京都府では21日夜のはじめ頃から22日朝にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

[雨の予想]
 京都府では、21日夜遅くから22日明け方にかけて局地的に雷を伴って激しい雨の降るおそれがあります。
21日から22日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 30ミリ
 南部 30ミリ
21日18時から22日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 北部 100ミリ
 南部 100ミリ

[風の予想]
 北部では、21日夜遅くから22日昼過ぎにかけて北よりの強風となるでしょう。
21日から22日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
 北部陸上 12メートル(25メートル)
 北部海上 15メートル(25メートル)

[波の予想]
 北部の海上では、22日朝から昼過ぎにかけて高波となる見込みです。
22日に予想される波の高さ
 北部 3メートル

[高潮の予想]
 北部の海岸や河口付近の低地では、22日未明から朝にかけて高潮のおそれがあります。
 22日に予想される最高潮位
 北部 標高 0.7メートル

[防災事項]
 土砂災害に十分注意してください。
 浸水害、河川の増水、強風、高波、高潮、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
 最新の台風情報や、今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
 次の「令和元年 台風第20号に関する京都府気象情報」は、21日23時頃に発表する予定です。

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