022265:府県気象情報

投稿日:

令和元年 台風第20号に関する京都府気象情報 第1号
2019年10月21日11時17分
京都地方気象台発表

(見出し)
台風第20号は、日本の南を北東へ進み、21日夜には紀伊半島の南海上で温帯低気圧となる見込みです。京都府では、22日未明から明け方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
(本文)
 台風第20号は、21日9時には種子島の南東約280キロにあって、1時間におよそ45キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径70キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
 台風は、次第に温帯低気圧の性質を帯びつつ日本の南を北東へ進んで、21日夜には紀伊半島の南海上で温帯低気圧となる見込みです。
 台風や台風から変わった温帯低気圧の接近に伴い、暖かく湿った空気が流れ込むため、京都府では大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
  
[雨の予想]
 京都府では、22日未明から明け方にかけて、局地的に雷を伴って激しい雨の降るおそれがあります。
 22日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 30ミリ
  南部 30ミリ 
 21日12時から22日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 120ミリ
  南部 120ミリ

[風の予想]
 北部では、21日夜のはじめ頃から22日夕方にかけて北よりの風が強まるでしょう。
 21日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  北部陸上 12メートル(25メートル)
  北部海上 15メートル(25メートル)
 22日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  北部陸上 12メートル(25メートル)
  北部海上 15メートル(25メートル)

[高潮の予想]
 北部の海岸や河口付近の低地では、22日は高潮のおそれがあります。

[防災事項]
 土砂災害に十分注意してください。
 浸水害、河川の増水、強風、高潮、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

[補足事項]
 最新の台風情報や、今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
 次の「令和元年 台風第20号に関する京都府気象情報」は、21日17時頃に発表する予定です。

配信情報の変更・停止には、anzen@k-anshin.pref.kyoto.jp に空メールを送信し、手続きを行ってください。