京都府からのお知らせ

大雨に関する京都府気象情報　第17号
2018年07月08日11時04分
京都地方気象台発表

（見出し）
京都府では、これまでの記録的な大雨により地盤の緩んだ状態となっています。亀岡市では８日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。
（本文）
　京都府では、降り始めからの総降水量が多い所で５００ミリを超え、７月
の月降水量の極値を超える記録的な大雨となりました。大雨の峠は越えまし
たが、引き続き、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の不安
定な状態が続いています。これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所
があり、土砂災害の危険度が高い状態となっています。特に、亀岡市では８
日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。　
　８日１１時００分現在、京都府では土砂災害警戒情報を発表している市町
村があります。
　
［雨の実況］
　降り始めの７月５日００時から８日１１時までの総降水量（アメダス速報
値）は、主な所で、
　福知山市坂浦　　５２２．０ミリ
　宮津　　　　　　４６６．０ミリ※
　京都市京北　　　４６６．０ミリ※
　福知山市荒河　　４３９．５ミリ※
　舞鶴　　　　　　４３８．５ミリ
　長岡京　　　　　３９２．０ミリ
　綾部市上野町　　３７６．０ミリ
　京丹後市峰山　　３５５．５ミリ
（※７月の月降水量の極値を超える値）

［雨の予想］　
　８日に予想される１時間降水量は、多い所で、
　　北部　２０ミリ
　　南部　２０ミリ
　９日１２時までに予想される２４時間降水量は、多い所で、
　　北部　４０ミリ
　　南部　４０ミリ
　
［防災事項］
　土砂災害に厳重に警戒してください。
　突風、落雷に注意してください。
　特に、平成３０年６月１８日の大阪府北部の地震による被災地では、瓦・
看板・ガラス・瓦礫の落下や屋根のシートが飛ばされるなどのおそれがあり
ます。災害復旧活動には十分注意してください。

［お知らせ］
　平成３０年６月１８日の大阪府北部の地震に伴い、揺れの大きかった京都
市、亀岡市、長岡京市、八幡市、大山崎町の大雨警報・注意報、久御山町の
大雨注意報は、通常基準より引き下げた運用となっています。

［補足事項］
　今後、気象台の発表する最新の警報、注意報、気象情報などに留意してく
ださい。
　次号は、８日１６時頃に発表する予定です。

配信情報の変更・停止には、anzen@k-anshin.pref.kyoto.jp に空メールを送信し、手続きを行ってください。