017612:府県気象情報

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大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報 第15号
2018年07月07日21時40分
京都地方気象台発表

(見出し)
京都府では、記録的な大雨となっている所があります。引き続き、8日にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。
(本文)
 21時20分に京都府北部の大雨特別警報を解除しました。
 京都府では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の非常に
不安定な状態が続いています。大雨の峠は越えましたが、これまでの記録的
な大雨により、土砂災害や浸水害、河川の増水や氾濫の危険度の高い状態が
続く見込みです。引き続き8日にかけて、土砂災害に厳重に警戒してくださ
い。河川の増水や氾濫にも警戒してください。
 7日21時00分現在、京都府では土砂災害警戒情報の発表されている市
町村があります。

[雨の実況]
 京都府では、降り始めからの総降水量が500ミリを超えている観測点や
、7月の月降水量の極値を超える観測点があるなど、記録的な大雨となって
います。
 降り始めの7月5日00時から7日21時までの総降水量(アメダス速報
値)は、主な所で、
 福知山市坂浦  522.0ミリ
 宮津      466.0ミリ *
 京都市京北   464.0ミリ *
 福知山市荒河  439.5ミリ *
 舞鶴      438.5ミリ
 長岡京     386.0ミリ
 綾部市上野町  376.0ミリ
 京丹後市峰山  355.0ミリ
(※7月の月降水量の極値を超える値)

[雨の予想] 
 京都府では、8日明け方にかけて、局地的に雷を伴い激しい雨が降る見込
みです。 
 7日に予想される1時間降水量は、多い所で、
  北部 40ミリ
  南部 40ミリ
 8日に予想される1時間降水量は、多い所で、
  北部 30ミリ
  南部 30ミリ
 9日00時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
  北部 60ミリ
  南部 60ミリ
 
[防災事項]
 土砂災害に厳重に警戒してください。
 浸水害、河川の増水や氾濫に警戒してください。
 竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。発達した積乱雲の近
づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてくださ
い。
 特に、平成30年6月18日の大阪府北部の地震による被災地では、瓦・
看板・ガラス・瓦礫の落下や屋根のシートが飛ばされるなどのおそれがあり
ます。災害復旧活動には十分注意してください。

[お知らせ]
 平成30年6月18日の大阪府北部の地震に伴い、揺れの大きかった京都
市、亀岡市、長岡京市、八幡市、大山崎町の大雨警報・注意報、久御山町の
大雨注意報は、通常基準より引き下げた運用となっています。

[補足事項]
 今後、気象台の発表する最新の警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報な
どに留意してください。
 次号は、8日06時頃に発表する予定です。

配信情報の変更・停止には、anzen@k-anshin.pref.kyoto.jp に空メールを送信し、手続きを行ってください。