017316:府県気象情報

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大雨と突風及び落雷に関する京都府気象情報 第6号
2018年07月06日16時41分
京都地方気象台発表

(見出し)
京都府では、記録的な大雨となっている所があります。引き続き7日にかけて土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
(本文)
 京都府では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の非常に
不安定な状態が続いています。南部を中心に記録的な大雨となり、降り始め
からの総降水量が400ミリに達し、7月の月平均降水量の2ヶ月分の大雨
となっている所があります。
 7日にかけて前線の活動が活発になるため、断続的に非常に激しい雨が降
り、土砂災害や浸水害、河川の増水や氾濫の危険度が増すでしょう。
 その後も、8日頃にかけて前線が西日本に停滞するため、京都府では大雨
の続くおそれがあります。
 6日16時00分現在、京都府では土砂災害警戒情報を発表している市町
村があります。

[雨の実況]
 降り始めの7月5日00時から6日16時までの総降水量(アメダス速報
値)は、主な所で、
  京都市京北   411.5ミリ
  長岡京     347.5ミリ
  京都市中京区  278.5ミリ
  南丹市園部   257.0ミリ
  福知山市坂浦  242.0ミリ
  京田辺     233.5ミリ
  南丹市美山   225.5ミリ
  舞鶴      201.5ミリ

[雨の予想] 
 京都府では、7日にかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨の降る所があ
る見込みです。
 6日に予想される1時間降水量は、多い所で、
  北部 50ミリ
  南部 30ミリ
 7日に予想される1時間降水量は、多い所で、
  北部 50ミリ
  南部 50ミリ
 7日18時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
  北部 200ミリ
  南部 200ミリ
 8日18時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
  北部 50から100ミリ
  南部 50から100ミリ
 
[防災事項]
 土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
 竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。発達した積乱雲の近
づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてくださ
い。
 特に、平成30年6月18日の大阪府北部の地震による被災地では、瓦・
看板・ガラス・瓦礫の落下や屋根のシートが飛ばされるなどのおそれがあり
ます。災害復旧活動には十分注意してください。

[お知らせ]
 平成30年6月18日の大阪府北部の地震に伴い、揺れの大きかった京都
市、亀岡市、長岡京市、八幡市、大山崎町の大雨警報・注意報、久御山町の
大雨注意報は、通常基準より引き下げた運用となっています。

[補足事項]
 今後、気象台の発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留
意してください。
 次号は、6日23時頃に発表する予定です。

配信情報の変更・停止には、anzen@k-anshin.pref.kyoto.jp に空メールを送信し、手続きを行ってください。