016697:府県気象情報

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大雨に関する京都府気象情報 第1号
2018年06月19日05時44分
京都地方気象台発表

(見出し)
南部では、20日は梅雨前線が北上し停滞するため、大雨となるおそれがあります。特に、平成30年6月18日の大阪府北部の地震により揺れの大きかった地域では地盤が緩んでいる所があり、少ない雨でも土砂災害の発生するおそれがありますので十分注意してください。
(本文)
 梅雨前線が、東シナ海から種子島・屋久島付近を通って日本の南に停滞し
ています。梅雨前線は、19日夜にかけて活動を強めながら九州を北上し、
20日朝には近畿地方まで北上し停滞する見込みです。京都府では、前線に
向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となるため局地
的に雷雲が発達するでしょう。

[雨の予想]
 南部では20日明け方から昼前にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大
雨となるおそれがあります。

 20日に予想される1時間降水量は、多い所で、
  北部 20ミリ
  南部 30ミリ

 20日06時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
  北部 40ミリ
  南部 60ミリ
 その後、21日06時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
  北部 およそ50ミリ
  南部 50から100ミリ

[防災事項]
 土砂災害や浸水害、河川の増水に十分注意してください。また、落雷や突
風にも注意してください。
 地震による被災地では、屋根のシートかけをはじめとする災害復旧活動に
は十分注意してください。また、突風に伴い瓦・看板・ガラス・瓦礫の落下
や、屋根のシートが飛ばされる等のおそれがあります。十分注意してくださ
い。

[お知らせ]
 平成30年6月18日の大阪府北部の地震に伴い、揺れの大きかった京都
市、亀岡市、長岡京市、八幡市、大山崎町、久御山町の大雨警報・注意報は
、通常基準より引き下げた運用となっています。

[補足事項]
 今後、気象台の発表する最新の警報や注意報、気象情報などに留意してく
ださい。
 次号は、19日17時頃に発表する予定です。

配信情報の変更・停止には、anzen@k-anshin.pref.kyoto.jp に空メールを送信し、手続きを行ってください。