011190:府県気象情報

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暴風雪と高波及び大雪に関する京都府気象情報 第3号
2017年01月20日06時12分
京都地方気象台発表

(見出し)
北部では、20日夜のはじめ頃から21日明け方にかけて非常に強い風が吹き、海上では大しけとなる見込みです。雪を伴った暴風や高波に警戒してください。
(本文)
 上空に寒気を伴った低気圧が日本海を発達しながら東に進み、20日夜に
は若狭湾付近に達する見込みです。近畿地方では、21日明け方にかけて、
上空約5500メートルに氷点下33度以下の寒気が流れ込み、冬型の気圧
配置が強まるでしょう。このため、京都府では大気の状態が非常に不安定と
なり、局地的に雷雲が発達する見込みです。

[風の予想]
 北部では、20日夜のはじめ頃から21日明け方にかけて、雪を伴って非
常に強い風が吹くでしょう。
 南部でも、20日夕方から21日明け方にかけて風が強くなるでしょう。
 21日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  北部 陸上 20メートル(35メートル)
     海上 25メートル(35メートル)
  南部 陸上 13メートル(25メートル)
 20日夜のはじめ頃までに、北部では暴風雪警報に切り替える可能性があ
ります。

[波の予想]
 北部の海上では、20日夜のはじめ頃から21日明け方にかけて、大しけ
となる見込みです。
 21日にかけて予想される波の高さ(ピーク)は、
  6メートル
 20日夜のはじめ頃までに、北部では波浪警報に切り替える可能性があり
ます。

[雪の予想]
 京都府の山地を中心に、20日夜のはじめ頃から21日夕方にかけて、
大雪となるおそれがあります。
 20日06時から21日06時までに予想される24時間降雪量は、多い
ところで、
 北部 山地 30センチ
 南部 山地 30センチ
 その後も、降雪が続く見込みです。

[防災事項]
 雪を伴った暴風や高波に警戒してください。 
 路面の凍結や積雪による交通障害、雪による見通しの悪化、電線や樹木へ
の着雪、なだれ、農作物の管理に注意してください。ビニールハウスは倒壊
のおそれがあるため、注意してください。
 竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づ
く兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

[補足事項]
 気象台が発表する最新の警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意し
てください。
 この情報は、19日16時24分に発表した「風雪と高波及び大雪に関す
る京都府気象情報」を引き継ぐものです。
 次の「暴風雪と高波及び大雪に関する京都府気象情報」は、20日16時
頃に発表する予定です。

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